ガーデンブログ

回遊式庭園とれんみの庭

江戸時代から愛され続けられている日本庭園の形式の代表的庭「回遊式庭園」。

宮家の別荘として建てられた『桂離宮』は中央には複雑に入り組む汀線をもつ池があり、大小五つの中島に土橋、板橋、石橋を渡し書院や茶室に寄せて舟着きを構え、灯籠や手水鉢を要所に配した回遊式庭園と数奇屋風の純日本風建築物とで構成されている。

 

四季折々のテーマにより建てられた茶屋はその季節しか楽しめない植物や植木、その場所に向かうまでの苑路には切石、自然石を巧みに利用し、真、行、草にもたとえられる延段や飛び石の変化を楽しむ事ができる。

特に印象的だった月の楽しみ方も四季折々違うという事。

自然に調和した庭園と風情を楽しみながら過ごす時をこの時から大切にしていたのだと感じた。

 

日々の暮らしも角度や目線でもっと違う楽しみ方ができる。

 

『れんみの庭』では四季を通して学んだイギリスでの経験を活かし、自然を景色の様にしつらえる事を大切に庭作りをご提案しています。